防災対策 家庭でできること

防災対策について日頃から家族で話し合い、いざというときの備えを怠らないようしてください。用心しなければならない自然災害としては、地震や台風・豪雨などのが代表的なものですが、住んでいる場所によっては津波・高潮や土砂災害(土砂崩れ・土石流など)にも警戒が必要です。地震や風水害については、これまでのたび重なる悲惨な事例により、多くの貴重な教訓がもたらされ、被害を最小限に抑える対策も研究されてきました。その成果に基づき、各家庭において必要な防災対策を紹介しましょう。

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家庭での防災対策は、まず、災害に強い住まいづくりです。風水害の場合は、アンテナ、屋根瓦、庭やベランダに設置されている物などが強風で飛ばされたり倒れたりしないように固定し、必要なら修理しておきます。側溝などから水があふれて玄関などに浸水しやすい場合は、土のうや防水板を用意しておきます。気密性・防水性の高い現代の住まいでは、風水害に対して、一般的にこれ以上の備えは必要ないでしょう。ただし、地震となるとそうはいきません。地震に強い住まいづくりについては、「地震の防災対策 家庭でできること」にて改めて説明します。

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家庭での防災対策として次に欠かせないことは、停電・断水などライフラインが途絶した場合や、洪水・土砂崩れなどによって孤立した場合に備え、飲料水、保存食品、医薬品、その他の生活必需品を備蓄しておくことです。最低3日分(飲料水は1人1日3リットル)は準備しておきましょう。サバイバルグッズ(アウトドアで生存するための用具)が役立つ場合もあります。

3番目に忘れてならないことは、いつでも避難できるように準備しておくことです。すぐに持ち出せる非常持出品として、ラジオ、懐中電灯、予備の電池、医薬品、衛生用品、下着・靴下類、雨具・防寒具、簡易食器類、ウェットティシュ、ポリ袋など、一時避難に必要と思われる最小限のものを、リュックなどにまとめて入れておきます。季節によって必要なものが異なりますから、まめに入れ替えてください。避難するときは、これを貴重品といっしょに持って出ます。また、地域の避難場所への道順と道路の状態を家族で確認しておきましょう。

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