地震と月の関係




地震の発生に月の引力が関係しているという説があります。月の引力が潮の干満をひき起こしていることはよく知られていますが、その同じ力が地球の表面をおおうプレートに対しても効果的に働き、地震発生の引き金になっているという考え方です。

地震には、プレート境界型地震、プレート内地震、火山性地震の3種類があります。プレート境界型地震は、海洋プレートが大陸プレートの下に落ち込んでいく部分で、海洋プレートの端にひずみが生まれ、そのひずみを解消しようとする反発作用によって発生します。巨大地震となるケースが多く、関東大震災がその代表例です。プレート内地震は、陸上や海底に走る断層が突然ずれることによって発生します。記憶に新しい阪神淡路大震災や新潟県中部沖地震、首都圏で心配されている直下型地震がこれに当たります。火山性地震は、火山のマグマの移動やその移動によって生じた空洞が崩落することによって発生します。1965年(昭和40年)から5年間も続いた松代群発地震がその代表例です。


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